人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天軍指揮官 ナネッテ

そらへ ―

[その夜は、天の軍勢が降り来た時とは対照的に、
 月のない、星の瞬く静かな、ありふれた夜だった。

 光り輝く船も、空埋め尽くす軍勢もない。
 ただみっつ。それぞれに淡く輝く天使の翼あるばかりで。]

 …… では。

[短い言葉を、天のいとし子と二翼へと向ける。
 そうして、マレンマの傍らへと向け歩み寄った。
 近く視線交われば、微笑みの形に目が細められる。]

(285) 2017/11/17(Fri) 23:40:40 (dia)

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