――資料室、か…
[先程思案していた単語が誰かの口から上った。>>263>>268
ノトカー。
その動揺した様子は――…
そうか、第一発見者、かと。メイン・サロンに戻ってきた折に彼が皆に告げた言葉を思い出した]
そういやあんたは、何しにそんな場所に?
ああ、別にあんたを特に疑ってるわけじゃない。
“それ”かどうか、っていう手がかりは、他の連中と同程度……だが。
どうして彼女が資料室なんぞ行ったのかと、それが気になってた。
人狼を調べるため、ってのが妥当だろうが……
なんだろな、割といつも、誰かのこと心配して走り回ってるようなひとだったから。
それに、いい加減疲れてもいただろうし。
誰か、彼女に案内を頼んだ……そんな可能性を考えてた。