[その反応も、本題の話を聞く頃には収まっており。
普段通りの笑みを浮かべる女がそこにはいたことだろう。
どうやら船を爆発させるわけではないらしい。
船に危害を加えるのだけは避けたかったので、そこには安堵。
が、別の爆発対象を聞いたとき>>211、思わず身を乗り出しそうになった。]
え…?
[燃料油と窒素系の肥料で爆薬が作れるのは知っていた。学のない女でも、専門のことは人以上には詳しい。
だが目の前の人間を爆発させたいと聞けばさすがに驚いて、
女にしては珍しくぽかんとしたように驚いていただろう。
身を乗り出しそうになったものの、とりあえず説明が続いたため、なんとかこらえることができた。]