― グロル海峡入口:第三隊 巡洋艦 ―
[そういえばと、思い出したように砲撃を食らった箇所の事を問うも運航に支障は無いとの事。
概ね無事との報告から、ドッグ入りしなくとも任務継続は可能と判断する。
最終的な判断は勿論、ロー・シェンが判断するのだろうが。
その報告の中にミリアムの名が出てくると、少うし眉を潜めた。]
ミリアム少尉か…。
[またか、とでも言いたそうな表情は隠さない。
>>137怖いと認定される程度には彼女を叱りつけた事もある。
とはいえ狙撃の腕は、他より頭一つ抜けているのもまた事実。
戦場では貴重な戦力になるだろう、だが性格面にやや難ありの点は母艦でロー・シェンに鍛え直されればいい、などと思いつつ、同時に期待薄な思いも抱くのだった*]