[飛び起き、身を引く青年>>278に、
寝台へ膝を付くようにして再び距離を詰める]
お早う御座います。
[悪びれもせずに微笑する。
恐怖の中に僅か安堵の色が混じるのを見て取ると、
するりと指先を彼の頬へ延ばして、伝う雫を拭い取ろう]
……ふふ。 "僕"ではない方が、良かった?
[ぺろりと指先の涙を舐めとって、
まるで此処にはいない"誰か""何か"へ怯える青年へ、
からかう様に肩を揺らす]
ジャンと申します。
いえいえ、唯のこの度の宴の参加者ですよ。
部屋割りなどは聞いておりませんので、
自由に使って構わないのではないでしょうか。