[ 力なく笑って、焼き付けるようにその顔を見た。 どうしたら、彼は 泣き止むのだろう。 彼を殺せば……もしかして───軽く頭をふり、じゃあね、と踵を返す。その足は、ジークムントがいるであろう場所へと向かう。そこにガートルードは居るとは知らないから。>>269 けれど、切迫した状況を見たならば、 言葉に甘えて、またどこかへと向かうだろう。 副艦長の腕は信頼していたもので。 ]*