エドルファス・ハーウェンの最期の言葉、 伝えてくれたこと、感謝する。 ダーフィト・エイワズ、───[昂然と顔を上げ、敵手の名を呼ぶ。正面より見交わした彼の瞳の中に同じ炎があったのは気のせいか。赤い幻影に追われる痛みを見た気がしたのは。] 次におまえとこうして話すのは、王城でだ。[エディの魂を、そしてダーフィトの真情を確かに受け取ったと告げて、近習が差し出した馬の手綱を取った。//]