[>>179発砲するなという副長の声が聞こえれば一瞬躊躇ったが、>>239副長のいる方向に銃弾の空を切る音、それに誰かが被弾したと思われる音が続き。間髪入れずに>>190軍医がいた筈の方向から銃声がすれば、男もまた煙の向こう…事故現場の入り口の方向へと射撃を行った。]副長、ご無事ですか![煙が消え始めた頃、近くにいた副長の顔を見て男は息を呑む。]――…っ。[空気を求め喘ぐように浅い呼吸を一つ。蒼褪めた男は、>>254軍医のように治療を、などといった事も考えられずにいた。]