[ベリアンの細かい分析を頷きつつ聞く。>>265] こっちとしても、国境砦に敵弾が届くような位置にまで割り込まれる訳にはいかない。 補給物資の損傷も著しいとの情報もある。 先手を打ちに出ることも考えなければな。 あちらさんは、ガンガン来る気のようだし。[こういう場にも関わらずつい口調が崩れるのは、かつて親しくしていた同級である上、階級まで同じであるためだ。場を弁えて言葉を固くしたり、かと思えばこうなったり。何とも忙しい。特に、ベリアンが死の淵から蘇り戦線に復帰した後は顕著だった。]