[海坊主に対する背後からの攻撃は術による制御>>279によって違わず命中し、海坊主の力を奪っていく。
やがて響く、海坊主の怒りの咆哮>>275。
『八幡』は海坊主の背後に位置するために何が起きたかは分からなかったが、暴れるような動きをしながら、海坊主が海へと沈んでいくのが見えた。
再び海面が大きく揺れ、艦を揺らしていく]
わっ…!
[これまで何とか耐えていた艦の揺れだったが、一際大きい揺れに転びそうになってしまう。
それには揺れに慣れている兄が腕を掴んで支えてくれた]
す、すまない。
ありがとう兄上。
[ホッと息を吐き、態勢を整える]