[少し離れた場所に佇む金の髪を見つけ、僅かに口許を上げる。ゆっくりと歩み寄ろうとして―――] ………ん?[こちらが何か言うよりも早く名を呼びかけられ、問い返す。>>108その声色も、此方に向ける空色に宿るいろも、いずれも何か真剣な話をする時のもので。人一人挟む位の距離で、足を止めた。]