― 食堂の一幕 ―
よくきてくれたな
「まあな…おまえさんからの手紙に金のにおいがしたからな。しかしこれがな」
[古なじみの商人がオニカラシをしげしげとみて、調理されたものを食べる]
柱となってしまったからな。新しい目標に向けて邁進してる。その第一歩というやつだな
「そういうとこだけは変わらんな…しかしおまえさん…ちょっと前まで一料理人だったよな?どう考えてもおかしいだろ。」
なにがだ
「お前の人間関係だ!」
[いつのまにか竜族や氷人族や鬼族の代表者のような存在が料理の弟子となっていたり、農作業させていたり、一番の驚きは神子の父親になってお手伝いさせてることだ。商人は想像外のことすぎて頭を抱えたあげくすべてをなかったことにしたかったぐらいなようだ」