─ 天の宮へ ─[始まりにして唯一なるものは白銀の兵を次々と疾雷にて魔なる大地へと叩き落としながら、天を目指した] 死にたい者は前へ出るが良い! 糧となりて天を喰らい尽くす火種となろうぞ[天界人の矢などで、黒銀の翼を焼くことはできない。aを止められるものは天にも地にもただ一柱のみ。右手を掲げる。その指の先に浮く武器は舟ほどの大きさもある大剣。握りもせずに自在に操られる剣は宙を舞い、百の軍勢を一振りに薙ぎはらった]