……。自ら出るのは、向こうの流儀か。[銀灰の将が一人、動いた>>268身軽に動く白銀の閃きに、新しい悲鳴が上がる。盾構えた重歩兵、とはいえ正規軍ほどの装備は望めぬ。在り合せの鎧、それで精一杯固めた兵も鋭い突きの閃き>>268に苦鳴をあげた。] 構えよ。───援護する。[こちらの騎兵は数騎ほど、なれどこれはチャールズ自身が長く率いる精鋭だ。かつて古くは正規軍にあり、麾下にもあった者。そうした者らによる騎兵である。]