人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

…生憎と、入れて出して、御遊びで繰り返せる程栄養足りてねぇんだよこっちは。
どっかの馬鹿がハンスト紛いの事してやがった所為でな。どMにも程があるってんだ――…

[お断りだとの返事の代わりに、べ、と舌を出して見せる。
笑い出した相手に、取敢えず、暫くは手やら足やら出される事は無いだろうとひっそり安堵の息を逃がした。
元より先に手をだして来たのは相手の方で、此方から傷つける気など更々ない、仕掛ければ、その分だけ、応戦されてこの身が傷つく。

「カレル」になりたい訳じゃない、「自分」は「カレル」を護りたいだけなのだから…]

塞がるって事は、中に残って其処からじわじわ腐るんだろ?
腐って、修復して、また腐って、…ンなの馬鹿馬鹿しいにも程がある。

[差し出された首筋に、皮膚を無駄に裂いてしまわぬよう舌を這わせ湿らせてから、ゆっくりと牙を埋める。
傷つけるのは最小限、何処に太い血管が有るか心得ているようで、そこだけを]

(282) 2013/10/07(Mon) 04:59:26

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