お、おはようございます。
[昨日出て行った人だと、キャシー中佐と話し込んでいたので、恥ずかしそうに返事を返す>>215
名前も知らない。ただ知っているのはオズワルドと出て行った人…それだけである。
この人は何を知っているのか、そう視線を投げてしまう。
その感じは、何を話そうかと考えているようにも見えるだろ。
そこでふと、ウェルシュが自分の事を疑っているように見えた事を思い出す。
調べられたところで、手紙以外の事でボロは出ない…はず。
手紙は隠した。しいてあるなら、この人数の事だろう。
兄と自分は、どことなく顔のつくりや雰囲気が似ていたらしい。
そのため、5年以上前から海軍に居た者なら気づくかもしれない。
――死刑になった、男の存在の事を…]