― 書庫 ―
おう、ディークか
[>>274書庫をノックする音に振り返る]
ったりまえだ
――……っと、あの後、大丈夫だったか?
随分気分が悪そうだったが
[カシムの部屋から走りだしていったディークの姿を思い出す。
半ば正気を失っていた自分の姿も同様に。
気まずくはあったが、
ディークの顔を見ればそんな思いも吹き飛んだ。
飲むか?と、ワインの瓶を傾けて]
今、兄ちゃん達な、ルージュについて話をしててさ
ジェフロイからのイドは届いたか?
[イドの助けもあり、二人の話の初め>>165から、
知識として得ることができただろう]