→ 2-7号室 ―
[食堂でだらだら休憩しながら、誰の意見を聞こうかとあれこれ考えていたのだが、どうにも集中できない。出て行くとき、背中からぎゅっと抱きついたパメラの行動>>255が気になりすぎて。
あれは一体どういう意味があったのか。絶対何かあると予感がしているのに、霧に飲み込まれたかのように真実が見えてこなかった。]
ああっ、畜生!
[イライラした男は、厨房で燻製したチーズと肉をくすねてから自室に戻った。腹に何かを入れて、少し落ち着こうと思ったのだ。
階段を上がって廊下を曲がったところで、ドアをノックするジムゾン>>278に気付いた。]
ああ、わざわざ来てくれたのか。待たせて悪かったな、軽い食いもんも持ってきたし、遠慮せず入ってくれ。
[目配せの約束を思い出し、にこやかにドアを開けてジムゾンを手招きする。]