[>>274重なる柔らかな感触。堪能するよう目を伏せて、
……考え込むこと33秒程の後、ぱちりと目を開き]
………ふむ、やはりよくわからないな。
[想いを告げられたからとて唐突に好きになれる筈も無く、
愛を確かめるにも判った事は、彼の口付は84点くらい、
なんてそんな感想だけで。
腕を背に回し、もう一度、重ね合わせて、
弄る様に撫で回しつつ腰を抱き寄せながら
唇で相手の唇を柔らかく食んで、
覗いた歯列を舌先で擽って……
……さて、恥ずかしがっていた割に大胆な彼が
果たして何処まで耐えられるのやら、なんて、
わりと如何でも良い好奇心に駆られ始め]