[食堂へ入ってきたカタリナ>>267へ、左手を上げて合図する。
”先に頂いてるぞ。”と。
彼女はニコラスと挨拶があるようなので、やり取りには口を挟まない。その間、厨房でのやり取り>>265を思い出していた。]
心配してくれるんだな。ありがとう。……でも大丈夫。俺も周りの人に助けて貰ってる。
[女性らしい、細やかな気遣いに感謝しつつ。安心するようにと自らの胸に左手を当ててみせる。]
この大雪がいつ晴れるか分からないからな、自分ばかり働くなという忠告はしっかり覚えておこう。
誰かが病気になって倒れでもしたら、皆の負担が増える。お互い、無理はしないようにしよう。
[カタリナが伝えたいことは理解できている、と頷きながら。
羊飼いは幼少時より、同じ年頃のパメラと仲が良いことは知っていた。友人を心配するためだろう、こうして小言を貰ったことも一度や二度ではない。
それこそ彼女が妹を大事に思ってくれる証だと感じて、実は男は嬉しかった。
二人の挨拶が終わったあと、食事をどうするか問いかけられて、自分は今食べている分で間に合うと返答する。*]