本当はね…… 私は、自分が一番許せない。 死んでしまった方が、良いと思ってる。 だから ……貴方たちに協力すれば いつか、"赦し"《死》が得られると思ったの。 苦しんで、悲しんで、絶望したときの 膿んで溜まった、その闇の底で。[ 頭の中で、自らを殺した。何度も、何度も、ありとあらゆる方法で殺したけれど!身体の一部に宿った "兄" をまた殺すことだけは出来なくて。 ]