よっと。こんなもんかな――……?
[普段、料理をするのと変らない、そんな調子で。
口元には満足そうな笑みさえ浮かべて。
仕事を終えたライターをポケットへと仕舞うと、
人差し指と中指の爪を、ソマリの肉芽の付け根に添わせ]
なァ、ソマリちゃん。お兄さんさァ、どうすると思う?
[ゆっくりと、答えを待つと。
斬り落とした 。 ]
――たァんと召しませ?
[貫かれたままの肉塊を、少年の口腔内へと突っ込んで。
爪先を戻したもう片方で、ソマリの形の良い鼻をつまむ。
口の中の異物を咀嚼しなければ、息すらできないようにと*]