― 上空 ―[シリルとヴァイスに別れの挨拶をして、一度地に足をつけるべく、ゆっくりと滑空しながら地上を目指す。 それぞれの交流は横目に見つつ。 やはり意識が向くのは、一番関わりの深い先輩だろうか。 いろいろ秘さねばならないことを胸に抱えつつ] 先輩、改めてお疲れ様でした![言葉を交わす機があればそう声を掛けた。 その時には、彼女の鉛筆画は完成していたか>>277] わあ……これ私ですか!? それに、他のみんなも……。 先輩の作品、やっぱりすごいなぁ。