人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


団長代理 ソマリ

[文通を始めてどれだけになるのか。
 字は変化はみせても、書き始めと書き終わりは変わらない。]

『親愛なるヴェルザンディへ

 私は元気です。今朝は、いつもの豆とベーコンのスープとパンとチーズをいただきました。
 ホートン砦にも春がやってきました。
 森には毎年恒例の白い花が咲いており、休日に若いのがたくさん山菜を摘んできてくれました。村は花祭りの準備をそろそろ始めるみたいです。
 村の子供が、妖精の化石だと石ころを渡してくれたので、先生に鑑定をお願いしたら、それが昔々に死んでいった結晶化した土の精霊だと教えてもらいました。そこらへんにある石ころも、探してみればそんな不思議なものがあるのかもしれません。
 魔物来訪のお知らせもあって、また暫く帰ることができません。そろそろ勲章やらよりも人員と金、騎士団長の座が欲しいと親父殿にそれとなくお知らせください。
 お元気で』  

(280) 2014/04/13(Sun) 16:43:43 (oyama)

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