― 空の帰途 ―[嬉しかった、と。返された言葉>>274に、感じたのは強い安堵。続けて告げられた言葉に同じ想いを感じて、僅か、鼓動が跳ねた気がした]……迎えに来るのは、とーぜんだろ?必ず行く、っつたんだし。[それでも、それを押し隠そうと務めながら、早口にこう返す。いつもなら抑えるような部分まで零れているのは、影竜との同調故か、他に理由があるのかは、自分でも定かではなく]