ええ。そうです。この馬、ご存知だったんですか?
リエヴル様が生前乗っていらしたのを、俺が譲って頂いて。
[不思議な縁だと感じる。
あの日、リエヴルの想いを託されたように、彼の愛馬もまた託されたように感じて。
その愛馬とともに、彼が見届けられなかったものを共に見届けようとしている。
ラクシュが自分の思うままに駆けてくれると、ラクシュにも、そしてその主人であったリエヴルにも認められたようで嬉しくてたまらない]
本当に賢いんですよ。ラクシュは。
今も本当に助かっています。
[ラクシュを賢いと褒められれば、また自分のようのことに嬉しい。
すっかりラクシュのことが大好きになっていた]