ソマリもお嬢さんも、俺の部下じゃあねえんだけどお
それとソマリの心労は、さっきの様子だと間違いなく俺らの事だと思うぞぅ
ま、でも一応覚えとくぅ
時間も会ったら行ってみるよ 報告どうも?
[労うのは労うけどなあ。
――無事に事件収束させて、生きて下船できたら。
今は全て、仮定の話。
行ってみようと思ったのは、物々しい雰囲気から物騒に発展しないようにするためで。
誰かが誰かを、それも船員が船員を刺しました、はさすがに。再び混乱になるから避けたい。]
おま、物々しい雰囲気とか報告したあとでそれ言うか……
って切るなよおい
[切られた通信に文句を告げたけど、聞こえるはずがねえよなあ。
穏やかに返されたら、少しは拍子抜けしたよね。
奴さん疲れてるなあ、とも思ったよ。
さて、マーティンはどうしてたっけ。
先に行っていたなら、普段厳重に施錠されてるはずの警備室の鍵が、開いてることに気づいたかな?*]