人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

― アレイゼル領 ―

[後に、領地へと帰還した男が始めにした事。
それはお抱えのパティシエに言い付け、件の『たまごプリン』の準備である。
訪れるかも知れない『客人』にも試しに受けて貰う腹だ。

唯、レシピをなぞるのみのパティシエはアレイゼル領主の膝元に不要。
このソマリを満足させるに足る最高の茶菓子を供せと命令した。


… … …やがてそれは戦乱が終結した将来。
無事に、或いは辛くも生き延び遂せた、パティシエの手により
やがて『紅茶プリン』や『ミルクプリン』、『ハーブプリン』と云う各種変り種の茶菓子が、ナミュールにも普及していく事になるのだが、それは未だ少し未来の話**]

(280) 2015/03/11(Wed) 20:07:46

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