あぁ、あなたも…アルビンさんも…そうですか。
[一緒に出口をと言われて、一瞬わが耳を疑った。
いつ襲い襲われるかわからないのに]
私はクロイツと申します。
一緒に探すのはやぶさかではありませんが、
その前に、お願いを聞いて頂いてもいいですか?
[一礼して、自己紹介しつつ無茶だと思われる願いを告げる。]
……あなたの血を、少し分けていただけないでしょうか。
ひどく、飢えていまして……
[理由は参加者であれば言わなくても分かるだろうと敢えて告げることはなく。
それで聞き入れられなければ、本意ではないが、最終手段に出るしかないかと思いつつ。]