人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

ま、なんだ。
俺も人界のあれこれにかまけて、こっちに手ぇ回せなかったのは事実だし。

暴走した事、ぐだぐだ言う気はねぇよ。

……半分は、あんにゃろのせいだからな。

[あんにゃろのせい、と言った直後、視線がどこか、遠くに向いたがそれはすぐに戻されて]

……とりあえず、戻れ。
そのままじゃ、色々埒が開かねぇ。

[言いつつ、左の漆黒を黒狼へと向ける。
黒狼はふるる、と身を震わせた後、高く長く、吠えた。
合わせるように他の狼たちも天に向かって吠え――次の瞬間には、守護者の傍らに馬ほどの大きさの漆黒の狼が現れていた]

(280) 2020/09/21(Mon) 00:20:11

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