― カレン・ローズマリーと ―[その日も平原でラクシュと一汗流してきてから厩舎に戻って、丁寧にラクシュの身体を洗っているところだった。自分の名前を呼ぶ聞き覚えのある美しい声に振り向くと、ローズマリーが立っていた>>186] あっ、ローズマリーさん。[同じように彼女の名前を呼ぶと、手をとめてぺこりと頭を下げた]