…………。[彼の場所――天霊遺跡に縛される事。それは、先代の『破邪神角』と天界の盟約に基づくもの。立場上已む無し、と受け入れていたそれを納得いかなかった、と言われて言葉が失せた。続けてはきと言い切られた言葉に、どこか惚けた様子で瞬き。上見る視線に釣られるように視線を上げて――そこに舞う、白銀を。自分以上に様々なものに縛されて、それでも自由さを感じさせる翼を、見た]