人狼物語−薔薇の下国

420 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサIII


富豪の娘 ドロシー

[じきに舞台が変わる暗示だろうか。
 少しずつ少しずつ、目が慣れてきて、倒れた筋肉の姿が見えた。]

 ……ね、立ち上がるなんて無理だったでしょ?

[いかに筋肉の鎧を纏っても、相性の悪い魔法には流石に敵わないか。
 またひとつ、諦めたように少女は息を吐いた。]

『トドメ、刺さないとね。』

 ……うん。

[震える手で槍を握り、まだ消滅していない筋肉へゆっくりと歩み寄る。]

(279) 2016/04/08(Fri) 00:54:21

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby