人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


家出中の御曹司 フェリクス

[翼のにーさん、と呼びかける暴風ダーフィトの声に、はっとして振り返る。]

 君は──

[ようやく、彼が声を交わしていた内のひとりであると、その容姿を認識したのだった。] 


 …誰かと戦って血が足りないと言っていたろう、大丈夫なのか。

[だが、自分の判断に迷いはない男だというのも汲み取れてはいる。
行くというなら止めるのは無理だろう。

眼差しに、生き延びよ、と想いをこめた。]

(279) 2013/09/26(Thu) 16:40:34

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