[イングリッドとの話の傍ら、不真面目で女性に興味なさそうな独身27才の門番が軟派のようなことをしていたので真発見。
気になったのでガートルードに、もう一通メールを送ることにした。ぱかり。]
ちょっと失礼――。
[周りに一言断って、高速連打でメール文を打つ。]
『TO:真面目な門番ちゃんへ
Sub:楽しんでるかい?
未知の可能性。無限の成長率そんなものを彷彿とさせるよ、何となく。
おー、いつも勤勉なガートルードのこと、楽しくしてくれたらこれ幸いっと♪
ところでゲルトが、リッドちゃん(あ。ピンクの髪の娘ちゃんね)をナンパみたいなことしてんだけど。
ゲルゲルってそういうの興味ないのかと思ったけど、門番しててもそゆことしてた?
p.s何か気分的に伝統を重んじてみた!
from.そういえばそろそろ薔薇が咲くってローゼンハイムが言ってたなあ』