― 聖神神殿・儀式の間 ―
[全員が揃い、会話の流れも一段落した頃。
神官長が静かに呪を紡ぎ、門を開く。>>252
元の時間の元の場所に、という言葉には、ほっと安堵の息を漏らし。
告げられる言葉>>253 >>254には、がじ、と軽く頭を掻いて]
んや、俺は、俺の思うままに突っ走ってただけ。
そうするのが正しいって思ったから、その通りにしてただけだよ。
……それに、俺一人じゃただ走るだけで、なんにもできなかった。
みんながいてくれて、いろんな人が引っ張ったり支えたりしてくれて。
そのおかげで、完走できたんだよ。
[だから、と一度言葉を切り。
ぐるり、場にいる面々を見回して]