まあ、これくらい当然だよね。
『……そういえば、昔から運動神経はよかったよね。
ベランダから飛び降りても無傷だったし。』
……なんでそれを月光が知ってるのか、今は聴かないでおくよ。
[カツンとブーツを鳴らしてはお姉さんが耐える姿を
まるで何かのショーを見ているような声を上げてたお兄さんに近づいていき]
今度は、いろいろな人を落とそうとしてるの!?
生残れって内容の試練だからってこんなの、あんまりだよ!
[三つ編みを揺らし、オレンジの瞳で睨みつける。
ただ、自分がこんなにも怒りをぶつけたとしてもこのお兄さんは何もわかってくれないだろう]