[Mr.セルウィン>>263とタクマおじさん>>270の様子を、ローレルはそれぞれ眺めます。
ふたりの話しぶりからすると、とても仲がよかったのでしょう。
「よかった」としたのは、今がとても気まずいからです。
Mr.セルウィンは、悲しそうな、とも、後ろめたそうな、ともいえない顔で友達を見ています。
白衣のタクマおじさんも、真っ直ぐに友達を見返しているようには見えません。
じゃあどうするんだろう、とローレルは思いました。]
だからといってこの「ゲーム」とやらを楽しむつもりは、ふたりにはないのでしょう。
そこだけはよかったと思っても、いいのではないでしょうか?
[ひとつだけ、ローレルはいいことを見付けた気になりました。
ふたりの邪魔をしたくはないので、2歩ほど下がって。]