[という言葉は飲み込んで。
己の例え話に呆れた様子の相手>>259>>260に
仰々しいくらいに頭を垂れて、パフォーマンスが如く
唇は揚々と弁解を紡ぐ。]
はぁー、なんや誤解させたみたいでえらいすんまへん。
なんせ参謀言うても脳筋やから、言葉が足りんのんですわ。
個人的な家臣、ねえ。
強いて言うなら私は国に従属する身。
正直こんな騒ぎ、早う収めたいだけです。
有能な監査局長殿にお考え頂きたい。
この争い、国の内部の消耗にどれほどの国益があるのか。
そしてラメールの国力の低下をもっとも喜ぶのは誰か。
この処理は政治面軍事面どちらの顔も立てつつ
内乱なく治める最善手。
少なくとも俺はそう思てます。
監査局長もそう思わはったから、この提案
のんで下さったもんか思てましたけど…。
[張り付いた笑顔の対面もまた絶やさぬ笑顔でそう応えたのだった。]