まァ、お互い様だからな。[ベッドから抜け出して、机の奥から簡易式のドリップコーヒーを取り出す。それを、日中は紅茶カップに擬態している珈琲カップにセットし、湯を注いで、しばらく待てば……深夜のお供の出来上がりだ]あー、やァっぱ珈琲のが落ち着くねェ。[至福の一杯。紅茶党が揃う西寮の面々には聞かせられない台詞である]