── レストラン ──
[ まさか、声を掛けた所為で、噎せてしまうとは思わなかった。>>256
いや、カチャカチャと覚束ない手で口元に運んでいたから、零さないかと心配はしていたけれど。
予想を大きく上回る。
ドロイドを呼び、拭く物を持ってきてもらい。
テーブルを拭く彼の手を止めさせた。 ]
すみません、
こちらの片づけをお願いします。
[ドロイドにそう告げ、彼の茶色に濡れたシャツを、濡れ布巾で叩いて拭う。
平謝りするのは、どちらかといえば、驚かせたこちらな気がしたものの。
徐々に落ち着いてゆく様子を見れば、そんなことは口には出さず。
彼を汚れていないテーブル、ついでに自分も食事の途中であったので>>246、そこへ案内しようとする。
断られるならば、その場で話を聞いただろうが。 ]