人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


老将 チャールズ

― クリーク砦:回想>>131


 おう。来たか、エドルファス。


[砦が慌しくなるよりも少し前。
挨拶の声を投げられて振り返れば、そこには一人の青年がいた。
エドルファス・ハーウェン、久しぶりに見る顔だ。
以前顔を見た折には、まだ少年の色濃かったようにも思う。
それが立派な青年になったと思う。

もっとも、それも見た目だけかも知れないなとは、悪戯めいた小声の付け足しに思うことだが。]



  ──── 悪ガキが。


[く。と、笑み深めて振るう拳はゲンコツの真似。
少年らが幼い頃に時折振るわれた拳の振りだ。]

(278) 2016/02/12(Fri) 15:51:22

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