― 砦陥落後/ティレル ―[あまり踏み込めば、こちらも泥濘に足を取られる。 そのためぎりぎりから手を差し伸べる事となったが、護衛の助力もあり、細い手を取る事ができた。>>274 それが叶えば、軽い女性の身を引き寄せるのは容易い事。 先の一撃に受けた傷は熱を帯びてはいるが、痛みその物はある程度は誤魔化せる] いや、大事なくて何よりだ。[確りとした地面にそ、と立たせた後、頬染めながらの礼の言葉>>275に、緩く首を振る]