― 聖神神殿・儀式の間 ―[唐突に始まった、撮影大会の流れ。それに乗らない理由は全くなかった]お、記念撮影? んじゃ、俺もっ![ここに来てからは、完全にその存在を忘れていたスマホを引っ張り出して。他の皆の撮影が終わった所で、自分も皆の姿を写真に納める。記憶の中に止めるしかできない、と思っていた皆の姿。それを残せる事への嬉しさは、浮かんだ笑みが何よりも端的に物語っていた。*]