[転がるように傍へ来た我が仔が足下に擦り寄る。>>276やはり、仕草も興奮の様子も、仔犬のようで愛らしい。] 狼のことは気にせずとも良いのです。 あなたが無事であれば。 聞きましょう。 あなたがどのように勲しを立てたのか。[細く柔らかな髪に手を置いて話を聞く。時折頷いては、軽く撫でた。**]