― 回想/「シュタイフェ・ブリーゼ」船上 ―[ 大海老を海に沈めた直後、その傍でへたばっている様子のリュカに視線を向ける ]大丈夫かー?[ 彼女が話しかけてくると破顔して>>261 ]まあ、あれが俺の役目だからな。[ ゲルトに対してとは違い、こちらは普段の口調でそう返した ]ああ、鬣、撫でてやると喜ぶぜ。こいつ女の子好きだから。[ 触っていいかという問いにそう軽口をきけば、『キュィ!』とヤクモからは抗議の鳴き声があがった ]