― 神域への門 ―[黒狼が近付いて来ず、取り巻くだけになった頃。ふわりと風>>276が漂って来た]これは……ミーネですね。[このような時でも癒しの心遣いが出来るのは彼女だろうと、そう当たりをつけて微笑む。治療が必要な傷も痛みは引き、動かしやすくなった。これとは別に治療はしなければならないが、落ち着くまでは何とかなるだろう]