―第二エリア:イレックス―
あー…此処か。
予想通りというか、何というか、知らなかったな。
[カークへ教えられた通りの場所にその建物はあった。
第二エリアの一角に居を構える、イレックスという看板。>>41
中を覗き込んで不躾にもじろじろと眺めれば、
今はノトカーという店主の姿はないようである。
ダーフィトが第二エリアへやって来る用事といえば
生活必需品とか、安眠グッズとか、安眠グッズとか
そういった品々を物色しに来るのみであったから
修理の店などに顔を出す用事はまるでなかった。
…否、二等航海士という立場を利用して
ある程度必要なものをドロイドに調達させていた
といった方が正しかったかもしれない。]