[フリーデルの声で自分と彼女以外にもう一人の人物がいる事に気が付いた >>258。
聖堂を見渡せば、椅子にちょこんと座っているリーザ。椅子の背もたれの影に隠れてしまっていて直ぐには気付かなかったのだ。]
おや、リーザ。
居たんですか。寒い中、待たせてしまいましたかね。
[建物の中だというのに空気はひんやりと冷たかった。申し訳無さそうに眉を垂らす。
…はリーザのそばに立つと、膝を折り曲げ少女との目線を合わせる。感情に揺さぶりを掛けないよう、穏やかな眼差しで少女を見つめた。出来るだけ声色は優しく。]
お姉さんに会いに行ってたんですか?