人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


神学生 ファミル

 ………そう。

[聞き終えるが早いか、それともまだ言葉の途中だったか。
戦闘の無残な爪痕が生々しい壁を支えに立ち上がると、ふらりと歩き出す。]

 誰の為の赦しなのだろう。

[落とされる言葉は、まるで他人事のよう]

 ……さて、日の出でも眺めてくるよ。

 では、ごきげんよう。

[背を向けると、覚束ない足取りで歩きだす。
まるで、ついぞそこまで散歩にでも行くと言うように。]

(277) 2014/05/03(Sat) 22:02:15

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